仕事の目標が思いつかないときに試すべきたった1つのコツ

仕事の目標が思いつかないときに試すべきたった1つのコツ

仕事の目標が思い浮かばないとき

仕事の目標設定の時期になると、意外とよく聞くのが
「次の目標をどう設定したらいいかわからない」
「もっと仕事で成長したい、または生活を良くしていきたいとは思うが、漠然とした目標で何を目指せばいいかがあいまいになってしまう」
「目標は一応立てるけれど、本当にそれを目指したいのかわからずスッキリしない」
といった、「仕事の目標がうまく思いつかない」という悩みです。

上司や他の誰かから「今期はこの目標に取り組んでいこう」と言われたら、その目標に向かって進んでいけるけれど、「これからどうなりたいかを含めて、自分で目標を考えてください」と言われると、どう考えたらいいのか、どんな目標がベストなのか、わからなくなってしまう。
こういったご相談は決して稀なケースではなく、お話しをうかがう中で時々お聞きする悩みです。特に、20代〜30代の方の場合は、小さい頃からまじめで、親や先生のいうことをよく聞いてきた素直な方が悩み、30代〜40代の方では一通り仕事を経験して能力はあるけれど、次に自分の目指すべき方向や今後のキャリアの方向性がわからなくなってしまった方が悩まれることが多いように感じます。

思いつかないときに試してほしい目標設定の仕方

このような「次の仕事の目標が思いつかない」ときに一度試してみてほしい、簡単な工夫があります。

(1)今の自分の現状、状況、仕事の修得状況に、点数をつけてみる。仕事で必要な知識や技術が満足するくらい身についている状態や、自分の満足のいく状態が【100点】だとすると、今は何点くらいだろう?と点数をつけてみる。

(2)(1)の点数に、【+10点】をたしてみる。もし、元の点数+10点の状態になったとしたら、今とどんなところが違っているか、どんなことができたら、どんな変化が起こったら+10点の状態になったと思えるか、想像してみる。(ここはなるべく具体的に、ありありとイメージできるくらい、詳細を想像してみてください。)

(3)で出てきた答えを、次の目標として設定することができます。

+10点】で物足りないようであれば【+20点】でもかまいませんし、【+5点】でもOKです。
また、自分に使うだけでなく、目標が思いつかない部下の目標設定面談のときに、上司が質問することで、目標設定のサポートをしてあげてもいいでしょう。

さいごに

次におこなうべきことや向かう方向が具体化されていないときや、成長に向かって進んでいる実感がないときは、働いていても苦しいものです。EASE Mental Managementでは誰にも言えない仕事の相談、キャリアの相談について、専門のカウンセラーがサポートします。
働くことに自信や喜び、楽しみを感じながら、仕事をする人がますます増えていくことを、心から応援しています。

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