仕事がうまくいかないときに思い出してほしい3つの人間関係

新しい生活を始められた皆さん、おめでとうございます!
初めての環境で学ぶことも多く、これから3ヶ月くらいは色々入ってくる情報を新鮮に感じて、はり合いのある日々を過ごされるのではないかと思います。
(これを書いているのは桜が満開の4月2日です)

多くの方のご相談をお受けしていると、3ヶ月〜半年ほど経つと、新しい環境は自分に合っているのか、やっていけそうなのか、難しいのか、こころと身体のサインが見られる方が多いように思います。早めにまわりの頼れる人に相談することが、解決につながるポイントになることが多いようです。

ところで、特に新しい職場や環境に入った場合では、仕事上で接する人と過ごす時間が長くなりますので、対人関係の視野が狭くなりがちです。「目の前にいるこの人たちがすべて」で、「この人たちに認められないと意味がない」とか、仮にその人たちとうまくいかなかったときに「自分をわかってくれる人は誰もいない」と思ってしまうことも多いものです。

そんなときに思い出してほしい人間関係のひろがりを3つ、以下に記載します。

1.今までに培ってきた中にある人脈

ここまでの数十年と数年、あなたはあなたなりに一生懸命やってきたのではないでしょうか。そこで培ってきた人間関係、友人、家族などとは、最近連絡をとっていますか。今までのあなたの頑張りを知っている人、その人たちはあなたが新しい環境に慣れるのには少し時間がかかることを知っているかもしれません。今のあなたがすべてではないことを、知っているかもしれません。
ひとりで考えこんでいてもどうにもならないときは、昔からのあなたを知っている人と会ってみてはいかがでしょうか。

2.「ちょっとした知り合い」のもつ強み

アメリカの社会学者、マーク・グラノヴェッターは、ちょっとしたつながり程度の人が新しい情報をもたらしてくれる、ということに着目した「弱い紐帯(ちゅうたい)の強み」理論を提唱しました。
グラノヴェッターの説は人がどのように仕事(転職)の情報を得るのか、という研究によるものでしたが、自分と近しいところにいる人は、もっている情報も自分と似たようなものであることに対し、ちょっとしたつながり程度で自分と違う環境で生活している人は、自分のもっていないような情報を知っている、というグラノヴェッターの推論は、職探しだけでなくいろんな場面で応用できるでしょう。

普段だったら話をきかない人、自分の趣味の領域に顔を出してみる、といったことが視野を広げることに一役かってくれることは大いにあります。

3.専門家を活用する

他の人は、誰に職場の悩みを相談しているのでしょうか?
仕事でストレスを感じた際の相談相手として、多く選ばれているのは身近にいる家族や友人、上司や同僚がやはり多いようです。

私はカウンセラーですので、厚生労働省の調査でもカウンセラーに相談する人が少ないという結果をみて複雑な気分ですが、、
カウンセラー、特に臨床心理士や公認心理師はストレスへの対処に関する専門家であるので、もっと活用してほしいなぁと思っているのが正直なところです。

位置づけのイメージとしては、家族・友人、上司・同僚に相談したけれどうまくいかないとき、もしくは相談できないとき、医師・保健師に相談するほど心身の変化が顕著でないときには、自信をもって、カウンセラーのところに来るといいですよ!と言いたいですね。

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