同じ「自信がない」悩みでも、カウンセリングが異なる理由

「自信が持てないんです…」という相談には、どんな風にカウンセリングを進めるんですか?

…と聞かれても、即答できないのが正直なところです。


これは、例えば「お腹が痛い」というからだの不調の原因がひとつでないことと似ています。

お腹が痛くなる背景には、お腹を下しているのかもしれないし、便秘かもしれないし、もしかしたら盲腸かもしれないし、専門のお医者さんからみればもっと複雑な病気の可能性も検討するはずです。
それを、問診や検査で確認していき、背景がわかった上で治療を進めるでしょう。

カウンセリングも基本的に同じです。

「自信が持てない」と相談されたら、その背景に何があるのか、ご本人の中で何が起こっているのか、話を聞いてしっかり探索していきます。

例えば、Aさんの場合は、自分ができなかったこと、不十分だったことを繰り返し考えてしまう「思考の反芻(はんすう)」が背景にある、と話を聞く中でわかりました。
その場合は、Aさんの自信が持てなくなるメカニズムを図などを書きながら一緒に確認し、反芻(はんすう)の代わりに違うことができるよう、支援したりします。

Bさんの場合は、「自信を持っている」という感覚がイマイチよくわからず、慢性的に「自信がない」感覚を感じています。
Bさんの場合は、過去に自分がのびのびと活躍していた体験、達成感や没頭していた活動などの体験を呼び起こしてもらい、自分に力がみなぎる体験を、感覚として感じてもらいます。

相談する方の背景に合わせたカウンセリングを選択し、それを説明しながら一緒に解決について考え、サポートしていきます。

Aさん、Bさん、カウンセリングでおこなった方法は違いますが、結果として「これで自分はやっていける」という感覚(つまり自信の感覚)が持てたところは一緒です。

お腹の例でいうと、「お腹が痛くなくなった」というところは言葉にしてしまえば一緒、ということですね。

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